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なぜ どこが 戦争の後のレース ? 人の姿をモチーフとした 歴史的 にも 興味深い レース…先日 THE LACE CENTER 原宿にて *ダイアン クライス氏 によるレクチャー LACE M&M レースのモザイクと メモリー の時間 に 見せていただいた 力強く 愛らしい レースのテーブルクロス ポワン・ド・ヴェニーズ point de venise の中の 部分です 19世紀 ベルギー で 製作された もの 戦争を描いている ものではなく 中世の貴族の姿 を ニードルレースの テクニックで 製作されています 第一次世界大戦後の混乱 の中 ベルギーでも食べ物も レースを織る 糸も入手困難でした 当時何万人かのレース職人がいるほど レースの生産は 国の主要な産業でしたが 糸がなければ 人々は 仕事も 収入もありません 後にアメリカ大統領となる当時のアメリカ食料局長 ハーバート フーバーに ベルギー王妃 は 助けを求め アメリカから 食料 援助と共に 綿が 届いたと いうことです アメリカの綿で 製作されたレース・・・ こういった レースは当時 アメリカがもっとも 大きな マーケット ・・ ヨーロッパの一部の特権階級の人と 多くのアメリカの富裕層が お客様 それまでの ベルギーでは 繊細な 細番手の綿の糸により それ以前は 更に繊細な麻糸で レースが製作されていました この ポンドヴェニーズは アメリカの綿により 太目の糸で 製作されていますが 17世紀 、18世紀の イタリアのレースのリバイバルとして 1920年代から 30年代 にかけて 製作されたもののようです・・・・・ ダイアンさん からのお話をもとに 私が 調べたり 予想した部分もありますので・・ ここに記載した中で まちがいが ありましたら 。。。 ダイアンクライスさんとは 無関係ですので お許しくださいませ・・ このニードルレースは 分業により 生産されたのでしょうか?各モチーフをつくり 繋ぎ合わせたのかもしれません 一人で製作したのでは 大変な時間が かかったでしょう・・ ときどき アンティークレース で青い紙に 留められた ニードルレースの パーツを 見つけることがあります ハーバート フーバー氏は 多くの国に莫大な 援助をした 人 第2次世界大戦後 マッカーサーに 日本にも食糧援助をすべきである と・・告げたそうです そんな お話し・・・知らなかった ・・ LACE に興味を持つことで 知らない物語 人の暮らしにふれる 。。ダイアンさんから たくさんの 物語を見せていただいています ダイアンさんの レクチャー とっても 興味深い内容です 服飾、 テキスタイルに 関わる、教育、編集に 関わられる方 にも とても お勧めです 手工芸 と歴史に興味のある方 レースが大好きな 方 にも お勧めです 30年ほど 仕事でレースを追っかけている MIYACOの米澤のおすすめで ございます 再来年 某 美術館にて ダイアンさんの レースコレクションが 展示される予定です ガラス越しに 見ることになる レースを まじかに 見て 当時の 空気にふれ ダイアンクライスさん ご本人から直接 説明を いただける ワクワク うっとり の時間 です * ダイアン クライス氏 ベルギーアントワープ生まれ 祖母の代よりレースにかかわる 家系 アンティークレース専門家、研究家コレクター THE LACECENTER 原宿にて ほぼ毎月 1回 のレクチャーを 開催しています
by reve-de-miyaco
| 2014-04-13 23:01
| MIYACOより
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