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英国で1800年代初めに発明されて以来ずっと 英国生産のコットンチュール それを使った プリンセスレースのショール 英国製コットンチュール 英国製 ・・・・ 中國 ヴェトナム インドなどでも 日本でも 生産できそうなのに。。 こんなに文明技術進歩してるのになぜ 何故そこでしか作れないのだろうと思うものって いろいろありますね
大量生産して利益の出るものなら中国で ヴェトナムで パキスタンで タイで インドで 生産できる体制に持っていくことはできたでしょう 自動車産業のように 利益を生み出す産業なら 発祥の地が どこであれ日本企業も生産しようとしたでしょう 手づくりのボビンレースと同じ糸の絡まり方により機械生産する このチュールは フランスでも生産されていた時期もありますが 発祥の地英国が産地として生き残っています グローバル化した 大量消費の波にはのらなかったってということで。。。 だからこそ 発祥の地で生き残った。。。んだと思います 生産する って 販売先を持ち続けること 利益が薄くなっても 続けていること 苦境の中でもその商材を愛し (チュールと呼べる素材は 中國でも そして管理の行き届いた 日本の北陸でもたくさん作られていますが また別のものです) 手づくりのボビンレースと同じ糸の絡まりの機械生産の コットンチュールに細いフランスリバーレースで 柄を描いた プリンセスレース ベルギーの家庭の内職によりお母さんおばあさんの 家事の合間の仕事として作り続けられてきました 残念ながらすでに産業としては途絶えているようです
コットンチュールは 発祥の地英国での生産 は続き。。。 こちらのようなプリンセスレースの生産は もう一つの材料である フランスの細いリバーレースの生産が途絶えたことで ベルギーの伝統クラフトは 産業として成り立たなくなってしまいました 作り手さんの 不足ばかりが 原因ではないです 買い手さん不足 作り手さんを減らし リバーレース工場も生産しても・・行先 無くなったんですよね いといとしき プリンセスレース の終焉 いとさびしゅうございます が 既に存在しているものにもう一度目を向けていただきたくって 紹介 いたします プリンセスレース は ベルギーのブリュッセルアプリケーション を 模して つくられたものと 思っております 裏から見ると チュールの上に 手作りボビンレースの アップリケをのせているのがわかります プリンセスレースの裏面も同じ。。 装いの仕上げに プリンセスレース ショール 50年後も色あせない レース おおよそ200年前から かわらぬ 材料とテクニックで 作られ続けていたものだから。。 思えばこんなに長く 同じテクニック 同じ材料を使い 産業として生き残っていたことが 奇跡です 奇跡のかけら を 纏ってはいかがでしょう いと 愛おしい プリンセスレース 不謹慎でしたら お許しください 私が 死の装束を今すぐ用意するなら 白い和装に 生成り色の プリンセスレースのショールを 纏います この頃 エンディングドレス 死の床の装束を 考えることがあります 準備しとかなきゃ ポリエステルの変なのに 袖通されたくないよ~ 命を包む 1枚 喜びの日の 思い出を重ねて 最後に ふわっと 纏わせて ほしいな ♪ 妄想ならぬ野望 いえいえ ちょっとした伝言 また ぼちぼち 書きます MIYACO facebook の 動画 instagram も ご覧ください
by reve-de-miyaco
| 2020-09-09 17:52
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