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*-- レース婚式 --*
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![]() 2022の春夏アイテムの刺繍布 これらの刺繍はエンブロイダリーレース機を 使い約14mの幅を横切るように刺していきます 生地の耳から はじまり 反対の耳まで ステッチをかけていきます 布全体に刺繍したり 布の片側半分だけに 刺繍したりもします 刺繍の技術が主役的に表面にわかりやすいのですが どこの世界業界でも裏方さんの仕事ぶり次第で 表の映え 出来栄えは大きく変わります エンブロイダリーレース機の裏側である 製作の現場を何度か見ていますが 知らないこと気づかないこと 。。。。 あります 刺繍といえば 糸がなくては 刺繍が成り立ちません その糸 ・・・ 私が レース工場さんと直接 やり取りし オリジナルの刺繍、レースを作るようになって 20年以上になります 日本の糸メーカーさんのうちのいくつかは 海外の工場に生産基地を移行 その後 糸切れが多く発生するようになったと このことはよく聞きます 私の手元に 1900年初めのエンブロイダリーレース機による レースのサンプル帳があります 30年位前の日本製レースも少し持っています 使われている細い糸をたっぷりたっぷり ステッチ数たっぷりで描いた柄の繊細さは 同じ絵柄(デザイン)を太い糸で少ない ステッチ数で描いた物とは 別の美しさ そういうものを見るたびに 世のテクノロジーは発達しているのに 美しいものが作れなくなっている 進化は退化? と感じること ありますよね 仕事がら 特にレースについてそう思います 作れるのに作れない だってあまりに高くなると売れない 買えない作れない エンブロイダリーレース機には500本くらい 針が並びます その針先を最良の状態にキープすること 柄と柄の間にわたる糸は 人の手でカットするのが一番きれい そんな人件費をかけることができないこの頃 刺繡工賃が抑えられて見栄えのするものの追求・・・ それでね レースを見ても美しいと思えなくなって。。。。 いるこの頃 あの夢や憧れの気持ちはどこへ行ったのでしょう 2022年の環境の中で 納得のいく満足なものをどう表すのか そんな宿題抱えてのそのそしております 桜は毎年咲きます 去年も見たからもういい ということはなく 人々は次の年も楽しみに待っています 舞踊 演劇の舞台も 同じ演目でも 何度でも見たい舞台を披露する そんな研鑽を日々重ね精進する という世阿弥の言葉を最近知りました 何の世界にも言えること 効率が主役のようになったこの頃 趣味の世界でなら非効率をいつくしみ味わえますね エンブロイダリーレース業界が盛り上がるよう 何かできないかしらと おそれ多くも思ったり 趣味の世界でボビンレース プリンセスレースを 製作される方々の姿にとても癒され手作りの ゆったりの世界の方に未来を感じる この頃でもあるのです これからのこと Reve de MIYACOのこと? 秘すれば花なり 初心忘るべからず この二つの言葉 室町時代に世阿弥が残した言葉 だそうです 世阿弥さん すごい ですね
by reve-de-miyaco
| 2022-04-01 13:08
| エッセイ&お気に入り
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