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*-- レース婚式 --*
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![]() 京都境町・分銅屋 モルガンおゆき邸での展示会の準備に追われているさなかのことです。そこは境町の小さな通りに面した江戸時代のなごりさえ感じる静かなたたずまい。いまの小売店とは全く違う風情がただよっていました。分銅屋というクラシックな屋号の小さなお店です。 奥には職人さんらしき方がひとり、もくもくとミシンを踏み、お店の木の戸棚には各サイズ別に鉄製の足袋の型がものものしくも、ほのぼのと積まれているのです。いわゆる活気のある、いまの華やかなお店のイメージはありません。さらに奥に目をやると「足袋仕立てコンクール金賞」の古い表彰状が目にとまりました。どこまでも静かに、世間に惑わされない姿勢。時代の流れがそこだけ止まっていたような懐かしさ。お店の品格を感じました。 そんなお店で、この足袋と出逢ったのです。一見するとわかりませんが、普通の足袋とは違います。「足袋ヒール」を入れて履き、足をすっぽりと、きっちりと包むための足袋。背を高く見せる上げ底ヒールを入れて履いても、たぶん誰にも気がつかれないという優れものなのです。 ![]() そんな奥ゆかしいマニアックな足袋が足の大きさに合わせて各サイズ揃っているのも、驚きでした。これは珍しい逸品で目に留まったものですが、他にも小紋柄の足袋などもきちんと仕立てられて並んでいる足袋の専門店なのです。お店の方に訪ねると戦前から、足袋ヒールは作られていたそうです。オーダーが出来るので歌舞伎役者さんをはじめ、全国にごひいきさんがいらっしゃるのでしょうね。仕立てコンクールで賞をとられた腕は確かで、とても丁寧なつくりです。足袋づくりに誇りをもっている職人さんの姿に、京都の文化の奥の深さの断片を見た思いです。 #
by reve-de-miyaco
| 2001-07-01 16:19
| エッセイ&お気に入り
![]() おばあちゃんの知恵袋? お店のテーブルを作るために、古いミシンを友人宅へもらいに行ったところ引き出しから出てきた物に、しばらく目を奪われてしまいました。表に「お縫いもの針」と書かれた、紙で作られたケースを見つけたからです。中を開けると、「大くけ」「細ぬい」「もめんえりじめ」と書かれた数種の針がセットされ、裏面にはNEEDLE SETとあり保険会社の名前が印刷されていたのです。 お母さんの手作りの洋服が当たり前だった時代、昭和20年代~30年代頃に保険会社がお客様に喜ばれるものとして「お縫いもの針」を配ったのでしょう。中の針のパッケージもとってもレトロで素敵なのです。各家庭でつくろいものやシミ抜きなど、主婦が何でもしていた時代のほのぼのとした雰囲気と手作り生活の様子まで伝わってきました。 表紙には「しみ抜き表」が付いているものがありました。しみの原因となる種類も「砂糖菓子」など時代を感じさせるもので、おばあちゃんの知恵袋的な情報がとても気に入りましたので、こちらで皆さんに公開することにいたしました ![]() #
by reve-de-miyaco
| 2001-06-01 16:17
| エッセイ&お気に入り
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